YMSについて
インドネシア、スマトラ島
アチェ州中央部に位置する
ガヨ地区よりコーヒーや
カカオ豆を輸入し日本国内で
販売しております。
現地の畑を所有する友人から
依頼され、何とか日本で
ガヨの美味しいコーヒーを
紹介したいと一歩一歩
進んで参りました。
元々、貿易関係業務を
していた私ですが
実務そのものよりも
インドネシアとの取引きの
大変さを日々感じながら
仕事をしております。
また仕事をしている中で感じる
生産国と消費国との認識は
大きな相違があります。
高品質で有名なガヨのコーヒー豆は
その歴史や地域性などの問題から
中々世間にも、ましてやコーヒー
業界にもその真実を伝えられていません。
例えば、インドネシアの有名なコーヒー
であるマンデリンの60%は
ガヨのコーヒー豆である事。
そして、出港元であるメダンで
他国のコーヒー豆と混ぜられて
しまっているものもある事。
例えば、白い象のガヨマウンテンの
商標を保持していた地元の会社は
もう消滅してしまっている事。
昔のガヨマウンテンは、戦後
日本とオランダとの共同開発で
始まったプロジェクトでした。
輸出元の会社が存在しないにも関わらず
他国では昔のロゴを当然のように
使用して販売しています。
地名を指す固有名詞で
インドネシアにあるガヨマウンテンが
他国でビジネスのために
商標登録されるのが許されるのでしょうか?
例えば、富士山が海外で
ビジネスのために商標登録されていたら?
地元では、自分達のコーヒーを
取り戻そうと必死です。
そんな産地の声を伝えるべく
品質はもちろん
”あくまでも産地主義”
をモットーに
少しずつではありますが
活動していくのが
理想と考えます。
産地との良好な関係を築く方法を
一緒に考えませんか?
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YMS
山岸 庸子
(052)700-0235
yy4545yy@gmail.com